交際費を節約するポイントや節約時の注意点について解説します。自分に合った方法で交際費を節約してみてください。
交際費の上限を決める
最初に、自分の収入や支出に合わせて、どの程度交際費に使えるかを決めることが大切です。まずは、自分がどの程度交際費に使っているのかを把握するため、交際費にかけている金額を記録し、平均・傾向を把握するところから始めましょう。そして、収入の10%以下・支出の20%以下など、交際費の上限(目標)を設定します。
ただし、上限を設定したからといっても、普段から交際費の使いすぎに気を配っていなければ、あっという間に上限オーバーしてしまいます。月に1~2回、定期的に交際費の記録を確認し、節約ポイントを探してみましょう。
外食を控える
外食は交際費の大半を占める項目です。交際費を抑えるためには、できるだけ自炊したり、宅飲みをしたりして、コンビニやレストラン・カフェなどに行く回数を減らすことが重要です。
特に、お店でお酒を飲むと高くつきがちで、アルコールで財布の紐も緩んでしまうため、かなりの外食費になります。しかし、宅飲みをするとかなり節約できます。お店では一人あたり3,000~5,000円ほどかかりますが、宅飲みであれば、どれだけ飲食するかによりますが、すべてコンビニで揃えても1,000~2,000円程度に収まります。
自分の予算で楽しむ
飲み会や外食を控えることも、交際費を節約する上で有効な方法です。
お付き合いにかかる費用は、見栄を張らずに、無理のない範囲で削減することが大切です。割り勘や会費制を利用することで、費用の負担を軽減することができます。自分の予算を超えたお付き合いは、できるだけ避けるようにします。気心の知れた友人との食事は、誰かの家に行ったりスペースを借りたりして、食べ物・飲み物を持ち寄りにすることで、交際費を抑えつつも楽しいお付き合いができるでしょう。
交際費を節約する際の注意点
交友関係を維持しながら交際費を下げるには、思い切って交際のイニシアチブを取ることも大切です。例えば、外食時にはランチやディナーで割引サービスが利用できるお店を提案するなど、安くても楽しめるプランを先に提示できます。割り勘や会費制を利用して、金額を事前に伝えるのもいいでしょう。
また、ホームパーティーなど自宅での飲み会を企画するという方法もあります。みんなで持ち寄ることで外食よりも安く楽しめるでしょう。さらに、相手の趣味や嗜好によりますが、美術館巡りや映画鑑賞など、無料もしくは格安のイベントを探すという方法もあります。交際費を下げることはもちろん、交友関係を無下にしないことも同じくらい重要です。