趣味を邪魔したくない気持ちと現実が相反している
夫の趣味はツーリングなので、かなりお金がかかっています。しかも大型バイク。年間維持費や税金・保険費用を計算してみると、約16万にものぼっていました。
もっとも、バイクが趣味であること自体は問題だと思っていません。他の「娯楽費」の記事でも書きましたが、彼にとってそれがリフレッシュのために不可欠だというのならば、必要な出費だからです。
とはいえ、ちょっと家計を圧迫していることは事実でした…。
いずれ子どもが生まれることを考えると、子どもが小さいうちにしっかりと貯蓄しておきたいという気持ちは譲れません。夫もその問題点についてはいずれ考えるべきだと感じていたようで、買い替えの検討もすると言ってくれました。
そのため、バイクという趣味をテーマに家族会議を行いました。
排気量を落とす方向に落ち着く
まずは私の主張を伝え、次に夫の言い分を聞きます。私たちが譲歩できるポイント・できないポイントをすり合わせました。
原付だと車検に入れる必要もなく、マイカーのファミリーバイク特約で保険料を安く抑えられます。しかし、夫はツーリングで高速道路に乗りたい。それに、ファミリーバイク特約はロードサービスを受けられないし、無事故運転を続けても特典がないという点で、不安要素はあるのです。
こういった折衝を何度か続けたのちに、夫が現在所有している大型バイクの排気量を落とす、つまりバイクを250ccにするという方向に落ち着きました。
車が普通乗用車と軽自動車では税金も維持費もかなり異なるように、バイクも排気量によって維持費や税金が大きく変わります。これで家計は少し楽になるでしょう。
バイクを高額で手放し買い替えの足しにする
次に、バイクを手放す方法です。ここで高額買取をしてもらえれば、それだけ夫はいいバイクに乗り換えられるので頑張りました(夫と一緒に)。バイクを手放すときは複数の買取ショップを比較することは当然ですが、その買取ショップの査定の傾向を押さえることも大事なポイントです。例えばノーマルのほうが高く買取するショップがあったり、カスタムに強いショップがあったりします。
夫のバイクはだいぶカスタムされていて、純正のパーツもいくつかなくなっていたので、カスタム車に強い買取ショップで手放しました。
※参考: バイク買取バイクワン
次は、状態がよくて比較的安い、出物のバイクを探します。ただし、安さだけにとらわれず、走行距離や過去の修理履歴などの安全性や維持費を考慮した上で、バイク選びをすることが第一です。
私たちがやったのは、値引き交渉をすること。決算前はできるだけバイクを売りたいはずなので、そのようなタイミングを見計らいます。また、欲しいバイクが決まっている場合は、モデルチェンジした直後に型落ちモデルが安価で手に入る可能性もあります。このような妥当性のある値引き交渉ができるよう心掛けました。相手も商売なので、あまり無理な値引き交渉は避けるのが大切です。