まずは電気料金を把握しよう
最初は、どれくらいの電気料金がかかっているのか把握するところからスタートしましょう。電力会社のWebサイトでは、使用電力と電気料金の詳細を確認できます。電気料金の請求書を確認してもいいですが、電力会社によってはWebサイトから時間単位の電気使用量をグラフで確認できます。過去1年間の電気使用量を確認し、1日のどのタイミングで電気を使っているのか、どの季節に電気を使っているのかを詳細に把握できるので、ウェブサイトからの確認がおすすめです。
電気料金プランを見直す
次に、電力会社の電気料金プランを比較してみましょう。夜間・休日には電気代が安くなるプランを利用することで、電気代を抑えることも可能です。電力会社によってプランや料金体系が異なりますが、自分に合ったプランを選ぶことで節約効果がぐんと高くなります。特に、電気代が高くなっている昨今にはぜひプランの見直しはしておきたいですね。
いつどれくらい電気を使っているのか調べていると「この時期はエアコンが必須だ」「洗濯のタイミングをずらしたら電気料金が安くなるかもしれない」といった気づきが生まれてくるので、電気料金が安い時間帯に集中して電力を使えるようなプラン選びが大切です。家計に合ったプランが見つからない場合は、電力会社を切り替えることも検討してもいいかもしれません。
家電・照明の使い方を考える
電気代を抑えるためには、家電製品の使用電力に気を配ることも大切です。例えば、エアコンの温度設定を1度下げるだけで、10~13%程度の節約につながります。古い製品は電気代が高いので、省エネタイプに買い替えることも検討するといいかもしれません。使っていない電気製品はコンセントから抜いておくか、スイッチを切るようにしましょう。
また、照明の消費電力は種類・ワット数・明るさ・時間に左右されます。LED電球は省エネ性が高く、長持ちするため、LEDに好感することは電気代を抑えるポイントのひとつ。夜には必要な場所以外の照明は消し、やや暗めに調整することで電気代を抑えられるだけでなく、睡眠の質も高まります。
使っていない部屋の照明を確実に消すために、自動で点灯・消灯するセンサーやタイマーを使うことも効果的です。また、遠隔操作に対応している照明に取り換えることで、スマートフォンや音声から電気の消灯やオン・オフを自動化できます。スマートフォンがあれば外出先からでも電気の消灯ができるため、うっかり電気の消し忘れがあるという方には向いています。